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『12弟子の派遣』マルコ6:7~13 [礼拝メッセージ]

7月23日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より
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 主は「イスラエルの家の失われた羊たちのところに行きなさい」と12弟子に命じられた。もちろん主は全世界に福音を宣べ伝えることを目指しておられる。しかし与えられた時間、人数、様々な制約の中で伝道するには優先順位を考えて行動せよと命じたのだ。
 私達が示されることはなんだろう。適応としてクリスチャンホームの子ども達へ信仰継承してゆくことではないだろうか。Jキッズの存在理由もそこにある。コロナでダメージを受けたJキッズを立て直すために色々な改革を断交している。その一つとして京都聖書教会が取り組んでいる子ども達の居場所としての駄菓子屋を見学してきた。Jキッズとこども食堂をコラボさせるというアイデアを基に松原流の駄菓子屋を行ったら子ども達が楽しいと感じ、友達を誘って参加するという大きな結果が生まれた。
 8月に行うJキッズキャンプ、J2キャンプも4年ぶりに蒜山高原で行われる。自分たちに出来ることを通して大切な子ども達に主の恵みを伝えて行こう。
 私たちの生活でも優先順位を考える事は重要だ。パレートの法則(20:80の法則)は優先順位をつけて最も大切な20%のことをすれば80%を得たことになるという。成すべき重要な事ができるように御聖霊に祈り求めよう。
主は12弟子に汚れた霊を制する権威をお与えになったが、それは私たちにも与えられている。福音を伝えることによって主を信じた人は悪霊や迷信から解放され人の不安を悪用する霊感商法などに騙されない。福音によって人々が霊的開放されると悪霊は追い出されるからだ。
 伝道旅行に際して主は弟子たちにパンもお金も持って行くなと命じられた。何故だろう。 まことの神さまに信頼することを教えるためであり、信仰を鍛えるためだった。当時は旅人をもてなす習慣がありその習慣を根底にして言われたのだ。今の献身者の人々はどうだろう。今の時代ではもちろん無理だ。この主のご命令は当時の12弟子に言われた事で現代の献身者に言われたのではない事に目を留めよう。
 聖書の正しい解釈は大切であり健全な信仰生活に必要不可欠だ。統一教会やモルモン教など誤った解釈で人々を苦しめる異端の宗教が横行している。正しい解釈を礼拝のメッセージや日々のみことばで養い、子ども達にそして人々に主の恵みを宣べ伝えてゆこう。
 真理はあなたたちを自由にします。(ヨハネ8:32)