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『愛をもって真理を語る』マルコ9:38~50 [礼拝メッセージ]

4月21日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

Ⅰ.わたしたちに反対しない人は味方
ヨハネがイエス様に言いました。『あなた様の名によって悪霊を追い出している人を見たのでやめさせようとしました。私たちについてこなかったからです。』
それに対し、仲間でなくても同じ信仰に立つのなら味方だよ、協力しなさい、というのがイエス様の答えでした。注意すべきことは、仲間意識が強すぎると排他的な感情が生まれることがあります。自己中心や固執した考えがないか意識しましょう。またキリスト者である私たちに親切にしてくれる人たちを天は必ず報いて下さるとも言われました。父なる神さまの温かい親心を感じます。

Ⅱ.小さい者たちへの配慮
 イエス様は「小さいもの(霊的に弱い人)に躓きを与えるな」と言われました。つまり、小さいもの幼いものを大切にし、配慮しなさい、ということです。先週から月一回の子ども食堂が土曜日午後から日曜日朝の開催に変わりました。日曜朝、両親が遅くまで寝ている家庭が多いだろう、お腹を空かせて食事を待っている子どもや家庭の事情で三食食べられない子どももいるかもしれない、という理由からです。8時30分からでしたが24名の子どもが来てくれて、その後のJキッズの集いも楽しんでくれたとのことです。ハレルヤ!
また関西ブロックの中高生が参加するチャレンジャーキャンプ、30周年を迎えます。力ある教会が小さな教会に仕えること、中高生たちに仕えることは、小さきもの=イエス様に仕えるということを大事にしながら、魂を生み育てていきたいと思っています。

Ⅲ.愛をもって真理を語る
すべてのものは火(試練)をもって塩気をつけられる、とイエス様は言われました。ダビデの信仰が飛躍的に伸びたのは、サウル王に命を狙われていた時でした。先週のSさんの証によれば、自分がクリスチャンという理由で失恋した時、信仰が本物になりました。
またイエス様は塩気を保ちなさい、とも言われました。防腐剤の役割をもつ塩は対象物と交わることで役割を発揮します。つまり相手を受け入れる、受容が必要です。ただし、なんでもかんでも受容するのではなく、相手の心情を理解した上で、自分の考えを明確に示すことが塩気となるのです。難しいことかもしれませんが、相手と向き合うとき、愛をもって塩気を示すことができるよう、主に祈って、頼って、知恵を頂きたいと思います。