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「御恵みのことばを証明された」 使徒14:8~11 [礼拝メッセージ]

4月28日礼拝メッセージ要約(野口牧師先生)より

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 ルステラの町にはユダヤ人が少なく会堂がないため,パウロとバルナバは街頭で語った。そこにいた足なえの人の信仰を見て,パウロがいやした。なぜパウロは大勢の人の中でその人に注目したのか?その人がパウロのメッセージを熱心に聞いていたからだろう。御言葉を聞く時,その聞き方によって結果が異なる。メッセージを自分のために語られている言葉として受け止めると,心に信仰が引き起こされる。
 パウロは,足なえの人にいやされる(=救われる)信仰があるのをみて,イエスさまの御名で命じ,いやされた。パウロとバルナバが行った奇跡を通して,イエス様の言葉が神の言葉であると証明されたのだ。
 救われた人には変化が現れる。先週受洗したKさんは,アーサー・ホーランド先生の本で読んだ「あなたは愛されている」という言葉を自分への語りかけと受けとめ,いやされ,自分の足で歩き出した。条件付きの愛(行為や持っているものによる評価)では,人は平安や満足を得ることができない。もっとも大切なのは,その人の存在をそのまま受け入れてくれる愛である。Kさんは,イエス様の愛を知り自分自身のものとする時,自分の殻を破り,家族に思いを伝えられるようになった。
 マタイ10:29~30に書かれているように,雀1羽,私達の髪の毛1本でさえ,神様の許しがなければ地に落ちない。神様は私達一人ひとりを愛し,知りつくしている。その愛がイエス様十字架に裏付けられている。この愛を知る時,私達も飛び上がり,自分の足で歩くことができる。