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『平和の架け橋』ピリピ2:6~8 [礼拝メッセージ]

12月17日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より
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 今日、クリスマス礼拝Ⅲが行われた。その中で幼児園の子ども達が元気いっぱい可愛い賛美を聴かせてくれた。午後からはクリスマス家の教会コンサートが行われ、大阪音大チームの素晴らしいコンサートなどがあり、イエスさまの誕生をみんなで祝った。
 南アフリカ共和国の黒人教会に於いて50年ほど前に世界的に大ヒットしたポピュラー音楽が讃美歌として歌われていることをご存じだろうか。サイモンとガーファンクルの最大のヒット曲「明日に架ける橋」だ。『荒れ狂う激流に架かる橋のように、私が身を横たえあなたを渡らせると歌われている。』この曲は神と人、人と人の間を断絶する全ての問題をイエスさまが十字架によって解決してくださるというイメージがある。教会でゴスペルを聞いていた時ひらめきが与えられたポール・サイモンが作った曲だ。アパルトヘイト(人種隔離政策)で差別を受け苦しんでいる自分たちの間に横たわる理不尽な差別や苦しみを無くしてくださる方がやがて来るという希望が、黒人の人々の大きな力になっている。
 クリスマスはイエスさまが平和の架け橋を架けてくださった日でもある。地の上に平和があるようにと願っておられる神さまに背を向けて歩む人の罪によって関係 の断絶、国と国との痛ましい戦争が繰り広げられこの地上は平和を失っている。イエスさまはクリスマスにお生まれになり十字架によって人間の不幸の原因である罪を除き天と地を結びつける架け橋となってくださった。
 イエスさまを信じる時神さまの愛を受け、人との関係に於いても憎しみと敵意から許し と和解の道へと導かれてゆく。イエスさまに出会い、断絶した父親との関係が回復し和解によって父親を天の御国に送るという想像も出来なかったことが実現したと、ある女性が証しをしてくれた。この女性の証しにあるようにイエスさまは架け橋となって荒れ狂う人間関係に和解と祝福の橋を架けてくださる。 
 クリスマスのこの時、イエスさまを贈ってくださったまことの神さまに感謝し平和の架 け橋となってくださるイエスさまをお迎えしよう。