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「イエスを支えた女性たち」ルカ8:1~3 [礼拝メッセージ]

2月21日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より
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 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の前会長の発言を聞くと,彼は女性の長所・特性を認識し活かせていないと感じられ,残念である。創造主である神様は,男女を互い補い,協力するようにつくられている。
 イエス様や弟子と行動を共にし,その働きを支えていた女性の存在が,ルカ8:1~3に書かれている。そのうちの1人,マグダラのマリヤは7つの悪霊に取りつかれ心身ともにぼろぼろになっていたが,イエス様に出会い,心も体もいやされた。救われたことへの感謝は誰よりも深かったであろう。この教会にも,極度の冷え症に悩んでいたが,子育てセミナーに参加し,心を開放されると同時に肉体もいやされた女性がいる。イエス様の救いは,絶望しきっている人にも及ぶと教えらえる。
 女性の中にはヘロデ王の執事クーザの妻ヨハンナもいて,ヘロデ王周辺にまでイエス様の福音が伝わっていたとわかる。おそらくイエス様から大きな恵みを与えられ,イエス様に従ったのであろう。イエス様と弟子を経済的に援助し,身の回りの世話をした女性たちに,イエス様一行は支えられていた。
また,女性の救いは家族の救いにつながる。「マルコの福音書」を書いたマルコの母マリヤの家は裕福で,その家を初代教会の集会に提供していた。その信仰によって息子マルコが救われた。この教会でも女性の救いをきっかけに,子供やご主人が救われる家族が多い。広島の植竹牧師は,「家庭内では,妻のレベル(知性・道徳性)がその家のレベルになる。妻が変われば夫も変わる」と言われる。
 女性は,信仰に一途で献身的で,いざという時は大胆である。イエス様が十字架にかけられたとき,弟子たちは逃げてしまった。しかし,マグダラのマリヤと女性たちはお墓に行き,復活のイエス様に最初に会った。女性の持ち味が用いられる時,教会の成長と発展の大きな原動力になる。
 神様は女性と男性をつくられた。互いに補い助け合い,御言葉の実践につとめてほしい。