SSブログ

『われわれに似るように』(交わりの欲求) 創世記1:26,27 [礼拝メッセージ]

3月1日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

0301.jpg

 『われわれ似るように』と私たち人間を神さまは創造してくださった。
独立した人格を持ちながらただおひとりの方、完全な一致と交わりをされる三位一体の神さまに似るように造られた私たちは人格的な交わりの中で他の人を認め合い、協力して力を合わせることによって生まれる心からの交わりを通して成長してゆくように造られた。
 三位一体のまことの神さまとの交わりに私たちは加えられている。イエスさまを信じる者に与えられる聖霊の働きによって交わることができるのだ。主との交わりの中で一人ひとりが用いられ、力を合わせて協力してゆくことで不可能が可能になってゆく。
 人間には集団に属したいという欲求がある。ではどのような集団に属したいと思うのだろう。
 1.魅力的な人(知人)がいる。
 2.集団の目的や活動内容が魅力的である。
 3.その集団に入ることで自分の価値が高まる。
 4.その集団に入って自分の力を試したい  などである。
私たちクリスチャンが主を褒め讃え、霊の糧であるみことばを分かち合うとき三位一体の交わりの中でこの世には無い恵みと喜びと証しが周りの人たちを引き付け大きな影響を与えてゆく。家の教会や牧場が祝され用いられる秘訣がここにあるのではないだろうか。
教会は聖霊による神の家族、この世には無い愛に感動することもあるがトラブルの起きることもある。
 しかし、トラブルを通して主のメッセージを聞く機会でもある。自分の弱さ、罪が示されイエスさまに愛されているのに愛のない自分に気付き、イエスさまの十字架の恵みを体験する時となるからだ。イエスさまならどうなさるかを考え、聖霊によってみことばに立つとき許せなかった人を許す愛が生まれ、互いに協力してゆこうという思いの中で強い絆が育ってゆく。ある方が、みことばを握って祈り続けたとき奇跡としか思えない祈りの不思議を証ししてくれた。
 当たり前と思っていた普通の暮らしがコロナウイルスによって脅かされ、日本が世界が大きな危機の中にある。コロナウイルスはコウモリが媒介したと報じられているが旧約の時代にまことの神さまはモーセを通して与えられた十戒、レビ記に記されている食物規定で守ってくださった。
 普段通りの生活ができることは当たり前ではなく恵みなのだ。
『汝ら静まりて我の神たるを知れ』  詩篇46:10
 主に在って冷静に判断し対処してゆけるように祈ってゆこう。