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『刈り取りの原則』ガラテヤ6:7~9 [礼拝メッセージ]

11月10日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より
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 イエスさまは、『子どもたちをわたしのもとに連れてきなさい。止めてはいけません。神の国はこのような者達のものです。』と言われ、子どもの素直な信仰、思いを喜んでくださる。
 今日、成長感謝祝福式が行われた。大切な子ども達をどのように育んでゆけばよいのだろう。
 「息子がJF幼児園年長の運動会の時に体験した跳び箱で達成感を味わい、小学4年生の現在12段の跳び箱を飛んでいる」と一人のお母さんが証ししてくれた。子どもは小さなきっかけをつかむとそれが自信となって伸びてゆく。
今、幼児園では『聖書に学ぶ子育てコーチング』という本から参加希望のお母さん方と共に色々なことを教えられている。その中に刈り取りの原則がある。自分の蒔く種は必ず刈り取らなければならないという人生の大切な原則だ。人は失敗の苦い経験から学ぶことが多く、何かを失って初めて自分の行動を変えてゆく。
 この法則のポイントはしたいようにする自由を与え、間違った選択をしたときの体験を通して同じ間違いをしたくないと思うようにさせることにある。子どもが間違った選択をしたとしても感情的にならず冷静に子どもの痛みや辛さに共感してあげることが大切だ。自由には責任が伴うこと、そしてその責任は自分がとらなければいけない事を教えることで子どもは成熟した大人に育ってゆく。
 良い種を蒔いたとき良い結果を刈り取ることができるように応援し、約束を守れるようなったとき守れて当たり前と思うのではなく、子どもを抱きしめて心から褒めてやる事がとても大切だと専門家は言う。約束を守る事はとても素晴らしいと教えるチャンスであり、子どもにとって一番大好きなお母さんに褒められたという体験を通して、その他のルールを守れるように育ってゆく。褒めることで子どもにプラスのエネルギーを与え、良い種を蒔けば良い結果が与えられる ということを家庭で体験させ教えよう。
人生の鉄則である刈り取りの原則を用いてメリハリの利いた子育てを実践してゆこう。

『思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。』 ガラテヤ6:7