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「苦難の交わり」 ピリピ3:10~14 [礼拝メッセージ]

10月27日礼拝メッセージ(中村牧師先生)より
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 ラグビーの試合を見て,選手が献身的にチームに仕え,チームが前進していく姿に感動した。教会も協力し励まし合い,信仰のゴールを目指して進んでいきたい。
パウロは,人間的な努力で律法的な生き方をしてきたが,神の恵みの素晴らしさに比べるとそれは価値のないものだ,と語っている。また,キリスト復活の力によって新しい生き方をしているパウロは,苦しみも含めてイエス様と共に生き死ぬことで,復活の恵みにたどりつきたいと述べている。イエス様と一体になりたい,イエス様が待っておられるゴールめざしてひたむきに走り続けたいという,パウロの情熱の表れである。獄中という苦難の中でイエス様との一体感が深められることを感じていたのだろう。
 我が家では,この夏娘の自転車が盗難にあった。しかし,思いがけない場所ですぐに見つかったことで,神様の憐れみと素晴らしさを味わうことができた。とくに,娘にとっては祈りがきかれたという体験になった。
 また,先日のK神学生の証を聞き,神学校での勉強の苦労を思い出した。当時支えてくれたのが,Jキッズの子供や青年会,教会員の祈りや励ましである。教会から送りだされたという自覚に支えられ,投げ出さないで神学校を修了できた。苦難の中でイエス様に捕らえられているという感覚を味わうことができ,投げ出さないで神学校を修了できた。今,苦難の中にいるだろうK神学生のことも応援・支援してほしい。
 クリスチャン新聞福音版で,奥様を亡くした木下滋雄さんが,「イエス様が素晴らしいのは,悲しみにくれた人と共にいてくださること。命を捨ててまで私達を愛してくれる神様がゆるされたことなら,大きな悲しみもご計画のうちにある。」と書いている。
 苦難や困難を通してもご自身との交わりを深めてくださるイエス様に信頼し,イエス様が待ってくださる栄光のゴール目指して,励ましあいながら信仰生活を続けたい。