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『パウロたちのしたことは→教会形成』使徒の働き 14:19~28 [礼拝メッセージ]

6月2日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より
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 パウロは伝道旅行中、ルステラで殺されそうになり、瀕死の重傷を負う。 そのルステラにパウロたちは引き返してきて、弟子たちの心を強め、この信仰にしっかりとどまるように勧めた。パウロが危険をおかしてまでしたかったのは、教会形成であった。 教会形成がされない時、信仰者が世に流されて信仰を失ってしまうからである。 痛みなくして成長はない。私達は信仰ゆえにバカにされたり、誤解され迫害されることがある。イエス様も「あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」ヨハネ16:33 と言われた。 ダビデはイスラエルの二代目の王として主に選ばれたが、正式に就任するには時間のズレがあった。ダビデは初代の王サウルに執拗に追い回され命を狙われた。しかし、この時にダビデの信仰は研ぎ澄まされ純化された。サウルに復讐するチャンスがあったにもかかわらず、主が立てられた器を殺すことはできないとサウルを御手に委ね、主に信頼した。そして荒野の訓練が終わった時、正式に王に就任したのである。
 また、パウロたちは教会ごとに長老たちを選んだ。私達の教会も聖書の教えに従って、三つのポイントで執事を選ぶ。①聖霊(信仰)と②知恵に満ちた③評判の良い人(信徒に、地域に、牧師に)を牧師が選んでいる。同じように牧者が選ばれ、執事会と牧者会が車の両輪となり、私達の教会は前進している。メンバーは執事や牧者の姿をモデルとして見ることになる。
 パウロたちは自分たちを送り出してくれたアンテオケに帰り、伝道旅行の報告をした。伝道旅行のために祈り、経済援助したアンテオケの人々は、報告を聞いて喜び、主を崇めた。また、宣教地の人々との仲間意識・一体感が与えられた。 私達の教会ではお互いを知り、牧場を超えた信徒の交わりをし、主にあって一つ心となってもらうために、リトリートや新いのちの道の学びの時に、お題を出してグループで語り合ってもらっている。 
 「決心の祈り」に出て祈ってもらい、変化のあった時には、ぜひ牧師に報告してほしい。牧師は折に触れてそのことを祈っているので、主がどう介入・解決されたかを知り、主をほめたたえたい。牧場や家庭でも報告し合い、そのことにどう関わり協力することができるのか考えてほしい。報告の大切さである。