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『ビジョンの共有』使徒11:1~18 [礼拝メッセージ]

9月9日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より
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 ペテロは神の幻により異邦人コルネリオの家に導かれ、人々に福音を語り、聖霊が与えられた。このように異邦人に聖霊がはたらいたことは、ペンテコステ、ピリポのサマリヤ伝道に次いで三度目である。
 何故神の幻、ビジョンを与えられたのが、イエス様より異邦人伝道に召されたパウロではなくペテロなのか?一つには、以前迫害者だったパウロはユダヤ人社会において信用と実績がなかったこともあるが、何よりペテロは、イエス様より「天国の門の鍵を開ける特権」が与えられていた。広く福音を延べ伝えたのはパウロであるが。
 このように、私たちには神から与えられた役割分担がある。幼児園・卒園生母親に対する「子育てセミナー」もそうだ。実はこれは私がやりたいと思って始めたことではなく、妻から勧められたことだった。子育てセミナーの進め方は、お母さんと一緒にテキストを学び、教えられた事を実践する、それを皆で分かち合う、ディボーションのやり方と同じである。この方法はイエス様から教えて頂いた。
 私たちジョイファミリーチャーチの目指す所は、宣教と弟子化であり、その名の通りジョイ(フル)ファミリーを作ることだ。その土台となる考え、理念にまず「主の恵みに生きる」とある。私たちはイエス様の十字架により救われ、真の神様より「高価で尊い」とされた。またイエス様は、私たちを長所からみてくださり、私たちの罪深さをご存知である「にもかかわらず」愛してくださるお方だ。
 私たちはこうして救われた喜びと感謝を持って、受け身ではなく積極的に礼拝に参加する。赤ちゃんから高齢者まで参加する主のための祭りなのだ。しかしまた、神様とは畏れと畏敬の念を持ち敬うべきお方でもある。聖なるお方であり、全てを超越するお方であるから。
罪と穢れある私たちが跪いて主を待ち望むとき、私たちに出会って下さる。そんな思いを皆さんと共有し、心からの礼拝にのぞみたい。