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『人、教会を動かす、ヴィジョン』使徒の働き 10:24~48 [教会紹介]

9月2日、礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

福音が全世界に宣べられていく新しい時代の幕開けは、ペテロが、異邦人コルネリオが、それぞれ神から幻(ヴィジョン)を見せられたことから始まった。今、ジョイ・ファミリーハンドブックの改定作業にあたり、教会のヴィジョンと理念を再整理している。
 私達、松原聖書教会のヴィジョンはジョイ・ファミリーの建設である。社会の祝福のカギとなる家族・家庭のいやし・回復・再建である。一般論で言うと、日本の男性は家族と過ごす時間がほとんどない。 神は人に世界管理の務めを与えられ、人が世界に秩序を与え、世界を発展・成長させる仕事に励むことを望んでおられる。勤勉な人々は生活を物心両面で豊かにしてきた。しかし、聖書は労働だけが全てとは言わず、仕事の奴隷となることを罪とする。人間本来の生活はイエス様の前に過ごす生活・家族や友人と過ごす生活・仕事や勉強に励む生活がバランスをもって統合されていくものである。
 また、聖書は「人がひとりでいるのは良くない」と言っている。これには二つの意味があり、
①一人で生きるのは不自然、他の人格と交わり、互いに教え励ますことで成熟に至る ②世界管理はひとりではできず協力関係の中で進むのである。家庭を大事にしないのは、かえって仕事を妨げることにもなる。
 私達には「主の家族」の交わりが立場・性別・年代を超えて与えられている。交わりの祝福のポイントは愚痴の言える人間関係である。ありのままの自分になり感情を吐き出す時、楽になり、支えられていると感じ、その関係を大事にする。家庭は勿論、家の教会も祝福されてほしい。
 神の愛は人を変え、回りを変える。「自信」とは何だろうか? ありのままの自分を受け入れ、弱さ・欠点があっても「自分は自分でいい」と自分らしく生きることが前に向かっていく起点となる。教会には、救われても心の傷が大きく、癒されずに悩んでいる人が多くいる。クリスチャンの健全な成長のために「境界線 バウンダリー」の学びをしたい。私のヴィジョンはジョイ・ファミリー、健全な健康な家庭・家の教会を広げていくことである。