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「ありがとうの日」イザヤ43:1.4.7 [礼拝メッセージ]

7月25日礼拝メッセージ(野口先生)より

 自分にとってマイナスな出来事が起こった時こそ、感謝の覚悟が問われる時だ。聖書学者のマシュー・ヘンリーは強盗にあって、今まで守られてきた事、命を奪われなかった事などに感謝した。どんな状況でもプラスを見出し感謝出来る事を見習いたい。
 イギリスで世界初の孤独担当大臣が任命されたが、孤独は身心に弊害を及ぼし医療費増大に繋がり、ネット依存による経済的損失も莫大である。人には交わりを求める基本的欲求があり、それは、神様が人をご自身に似たものとして造り、交わりを求めるDNAが組み込まれているからだ。聖書には、御聖霊が私達の中に存在して下さることで、父なる神様やイエス様と交わる事ができる、とある。お酒と御聖霊はある意味似ているところがある。お酒は人を大胆にするが、私達は御聖霊が与えられた時、お酒がなくても大胆にイエス様の事を語る事ができるのだ。また、エペソ6:18ではご聖霊によって祈る事が命じられている。ご聖霊は神様が与えて下さったとっておきのプレゼントである。
 潰れかけの教会を再建したある牧師は、御言葉により大胆に祈り求めた。主は御言葉を握り御聖霊によって大胆に祈る時に喜んで応えて下さるので、私達もそう祈っていきたい。
 アメリカでスラム街の少年達を調査した。その少年達は犯罪者になる確率が非常に高いが、ある教師が関わった期間は例外だった。その教師は、神様に愛される大切な存在だと日々伝え、愛していると抱きしめたのだった。創造主の評価と人生に影響する身近な人の評価が重なる時、素晴らしい影響を与える。私達もこの教師のようにプラス評価を与えていきたい。
 「認知不協和理論」とは、個人の持つ認知と別の矛盾する認知がある事。例えば、親が子に出来ていない事を指摘すると、子どもは出来ないと認知し出来た時に違和感を感じ出来ていない事が落ち着く。だから、親は見方を変えてマイナスでなくプラスの評価をすれば子は良い認知を得てプラスの成長をする。この理論を主にあって活用して欲しい。創造主なる神様が罪人の私達を尊いと認知し愛して下さり、私達の罪の為にひとり子を十字架にかける事になった。それほどまでに私達を愛して下さる、創造主なる神様の物の見方・考え方・認知の仕方を倣っていきたい。