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『創造主なる神』 創世記1:1~25 [礼拝メッセージ]

2月9日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

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 私たちの住むこの世界、この地球、この宇宙は寸分の狂いもなく計算され、設計されている。そこに創造主なる神様の知恵を感じずにはいられない。
 例えば地球は1秒間に約30㎞という速さで、太陽の周りを公転し続けてる。速度は一定に保たれていて、わずかの誤差もない。太陽と地球の距離も極めて限定的で、これ以上離れると大地は凍り付き、これ以上近づくと地上は焼けつくされ、植物も生物も育たない。また、太陽からは危険で有害な「太陽風」も降りそそぐ。それを地球に発生する「大気層と磁場」が防いでくれているのだ。
 また地球上の植物、生物も聖書に書かれている通りに「種類に従って」生かされている。決して他の種とは交わらない。例えば、米は品種改良され数多くの銘柄があるが、決して麦にはならない。昆虫は他の植物へ花粉を運ぶが、種類の違う植物が受粉することはない。植物は種、つまり「子孫」を残すように出来ている。たとえ動物に食べられても種を残し、地に落ち、芽が出てまた育つ。大気や水が循環するように、生命もまた循環する。まさに世界は不思議に満ちている。
 中世の科学者、ガリレオは地動説を唱えて宗教裁判にかけられたが、実は聖書は天動説など書いていない。ガリレオはクリスチャンだが、彼より前に地動説を発表したコペルニクスもしかり、後に「惑星公転の法則」を発見したケプラーもまたクリスチャンであった。科学者、天文学者たちは真理を知った時、偉大なる存在「サムシング・グレート」を確信する。
 真の神様は「時間」をも創造された。時間は決して造ることが出来ず、貯められず、取り戻すことが出来ない。かけがえのないものだからこそ、使い方に優先順位をつけることが必要である、時間もエネルギーも限りがあるのだ。
 私たちの教会の今年の目標は原点回帰「みことばに生きる」である。みことばを知っているだけではなく、創造主なる神様と喜びを共にするために、どうか「みことばを実践する人」になっていただきたい。それが私たちに示されている生き方なのだから。