SSブログ

『御名の力・祈りの力(主のわざを行うために)』 使徒19:8~19 [礼拝メッセージ]

2月2日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より
0202.jpg


 パウロのエペソ伝道中に,パウロが身に付けているものに触れると病気が治り,悪霊が出ていった。『福音を伝える・病気のいやし・悪霊を追い出す』という3つの行為は,イエス様が行ったのと同じである。こうすることによってイエス様は,パウロが語る福音メッセージの正しさを証明されたのだ。悪霊祓いまがいの仕事をしていたユダヤ人祈祷師達が,パウロのまねをしたが,イエス様を信じても従ってもいない人の言葉はきかれず,悪霊に憑かれた人の反撃にあった。
この出来事をきっかけに,エペソの人々にイエス様への畏敬の念が広がり,イエス様を信じる人が数多く起こされた。また,魔術と関わっていた人がそのことを告白し,縁を切った。占いやいんちき予言は主に喜ばれることではないので,持っている人がいれば処分してほしい。
 現代でも悪霊のはたらきがある。新年聖会で,辻浦信生先生は「悪霊との戦いは,イエス様のわざを引き継ぐものとして教会が担うもの」と言われ,教会員に憑いていた悪霊との戦いの体験を語られた。
 悪霊のはたらきは,生まれながらの人々を支配し,永遠の滅びに導くこと・人にとりつき人格に影響を与えること・人にとりつき占いや霊媒の活動・人にはたらきかけて神の言葉を信じないよう邪魔をすることである。悪霊に過敏になっても,無視してもならない。
 聖書は,目に見えない悪霊の働きがあると教えている。戦い勝利する秘訣は,主イエス・キリストの御名の権威であり,御名による祈りの力である。イエス様には「すべての名にまさる名を与えられました(ピリピ2:9)」と書かれている。すべての権威と力があるイエス様の御名で祈り求めることが,私達にはゆるされている。すべての聖徒のために,イエス様の栄光のために忍耐をつくして祈ろう。