こいのぼり [ウェルカムボード・礼拝堂装飾]
古くから5月には田植えの前に穢れを清める五月忌み(さつきいみ)という風習がり、
年中行事を営む季節の節目に重ねたのが「端午の節句」です。
このときに清めのために用いられたのが菖蒲(しょうぶ)ですが、
尚武(しょうぶ:武勇を重んじること)と同じ音であることなどから、
のちに男の子の節句とされ、立身出世を願うために武者人形を飾ったり、
のぼりを立てたりしたそうです。
また、黄河の激流を無事さかのぼり、「龍門」へたどりついた鯉は龍になるという
中国の古い伝説があります。
これにちなんで、のぼりに鯉を描きこんだのが「こいのぼり」の始まりだそうです。
子どもの幸せを願う思いは万国共通です。
こいのぼりを見ながら、子どもの祝福をまことの神様に祈りましょう。
2010-05-12 20:56