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結婚しても、独身でも  マタイ19:4 [礼拝メッセージ]

4月4日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

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 真の神様は、初めから人を男と女に造られた。創世記2章18節に『わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう』とあるが、聖書のいう助け手とは、心を一つにして、お互いの弱さを補い、助け合っていくパートナーの事である。又、コンパニオン=一対のという解釈がある。例えば、旧約聖書と新約聖書の関係のように、旧約があってはじめて新約の意味がよくわかり、イエス様の十字架の恵みと深さが理解できるように、両方相俟って「一対として」真の神様は用いられるのである。

 大切な真理(結婚は大切な事である)を教えられたイエス様ご自身は、生涯独身だった。それは、イエス様がこの地上に来られ、十字架で私達の罪の為に購いを遂げ、罪を解決する事が、イエス様に与えられた生涯の目的だったからである。イエス様も、パウロ先生も天の御国の為に自分から独身者になられた。この事から、結婚は大切なことだけれども、絶対条件ではなく、大切なことは、結婚しても、独身であっても、目的は何かを追い求め、その人が神様に生かされ、用いられる道を探っていく事である。

 既婚者の第一にすべき事は何か。信仰を持っていない配偶者を回心させる事ではない。人を救う事は、御聖霊の働きである。私達のすべき事は、配偶者の為にふさわしい助け手として心から相手を愛する事である。信仰による無言の愛のふるまいは勝利をもたらす。

 神様の栄光の為に標準を合わせていこう。そして既婚者の人は、助け手として相手を補い、力を合わせて心を一つにして世界管理の働きに励んでいただきたい。