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ひなまつり [ウェルカムボード・礼拝堂装飾]

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古来日本人は、人形を作り、さまざまな祈りをこめていました。
平安時代には、人間の形をした「形代(かたしろ)」「人形(ひとがた)」といったものを作り、
これに身のけがれや災いをうつし、川や海に流し捨てたそうです。
各地に残っているこの「流しびな」が「ひなまつり」のもとになっています。

現代では、「女の子の節句」として根付いている「ひなまつり」ですが、
身代りに災いを受ける、ということが「おひなさま」の原点のようです。

まるで、わたしたちの罪の裁きを十字架で身代りに受けられた、イエス様を暗示しているかのような習慣です。

教会暦でも「受難週」「復活祭」と、3月から4月にかけて、イエス様の十字架と復活を記念する季節です。

「おひなさま」が指し示す救い主に、思いをはせてみませんか。