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「混迷の時代の原因と解決」 伝道者の書12:1  [礼拝メッセージ]

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6月7日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

 アメリカは、公の学校で聖書の教育をしなくなった1963年を境に急速に犯罪が増加していった。日本の学校教育や親子関係に於いては、先生や親に反抗することを悪いと思っていない子供が、他国に比べて非常に多い。その理由の一つは、教師も生徒も平等の立場であると教え(人間としての価値は同じだが、教える者、教えられる者として決して平等ではない)テストは人権侵害だという、そんな戦後の誤った民主主義のとらえ方だと言われる。それに輪をかけるのが、進化論の悪影響である。鳥の先祖と言われた始祖鳥も、ヘッケルの学説も間違いだと否定されているにもかかわらず、教育現場では進化論の証拠として事実だと教えている。偶然が重なって生物は進化してきたという進化論には、目的などない。たまたま偶然が重なっただけなのだから。だから人生はますますわからなくなるし、自己中心的になっていく。

 このような混迷の時代にあって、教会は、人間は人間として命の創造主によって、一人ひとりが目的を持って造られたんだとはっきり教えていく必要がある。又、私達を造られたお方のルール(基準)をしっかりと聖書から学び、造られた目的の一つである「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くしてあなたの神である主を愛せよ」「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」マタイ22章37~39節のみことばに従っていく時に、本来の最も良い能力が発揮でき、人格が変えられ、周りにも良い影響を及ぼし、豊かな人生を歩むことができる事を証ししていく責任がある。

 「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。」(伝道者の書12章1節)

 教会は、地域社会や学校教育と協力しながら、創造者なる神様と人間のルールである十戒を含むみことばを教え、地域社会に貢献できる子供を育成する事に力を合わせ実践していきたい。