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「主よ来て下さい」Ⅰコリント16:13~24 [礼拝メッセージ]

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9月25日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

 パウロは「目をさましていなさい・堅く信仰に立ちなさい・愛を持って行いなさい」と、熱心な信仰を保ち続けることやイエス様の愛で生きることを求めている。そのような信徒が、コリントで最初に洗礼を受けて以来信仰を堅く持ち教会とイエス様に仕え続けたステパナの家族や、パウロの伝道を支えたアクラとプリスカの夫婦である。
アクラとプリスカは、パウロのコリント開拓伝道を物心両面で支え、その後パウロと共にエペソに移る。そこで自分の家を福音の基地として開放し、信徒伝道者として大きな働きをしている。エペソの教会のような初代教会は、大きな会堂をもっていたのではなく、小さな家の教会の集まりで、そこから福音が進んでいった。

 わたしたちの教会も、セル教会から家の教会へと移行し、初代教会の姿に戻ろうとしている。今までのセルグループはリーダーに導かれた同性・同年代の集まりであった。家の教会は、牧者夫婦が中心になる夫婦が基本単位になった集まりで、礼拝・わかちあい・交わり・教育・宣教の場である。現在、10数組が牧者夫婦を引き受けてくれているが、学びを通して牧者になる決心をした人もいる。志を立たせて、なしとげさせてくれるのは主であり、この思いを豊かに用いてくださるだろう。

 手紙の最後で、パウロは「主よ来て下さい」とイエス様の再臨を求めている。イエス様の2つのイメージのうち「救い主として、わたしたちの罪の身代わりになる」ことは2000年前に成就した。もう1つの預言「世界の王、まことの裁き主として来られる」は再臨のとき(イエス様が世の終わりにもう1度来られるとき)に成就する。現在、世界中に福音が伝えられ、ユダヤ人の国(イスラエル)が回復するなど再臨の前触れが見られ、イエス様がいつ来られてもおかしくない状況である。イエス様がまことの裁き主として帰って来られるとき、悔いが残らないような歩み・堅く信仰に立ち続ける生き方をしてほしい。そのために家の教会が祝され用いられますように。