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『喜び、祈れ、感謝せよ、再考』Ⅰテサロニケ5:16~18 [礼拝メッセージ]

11月13日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

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「喜べ、祈れ、感謝せよ」このみことばは、私達クリスチャンの大切な指針だ。自分が捧げている祈りを みことば によってもう一度考えてみよう。
 「賛美の栓をひねる」という記事に、私達の祈りは願い事ばかりになっているのでは…という事が書かれていた。 私は感謝と喜び、嬉しかった事を紙に書き出している。
そうすることで主の恵みの大きさに敏感になり感謝の思いに溢れ祈るとき、祈りの中身が違ってくる事を知ってほしい。 日々与えられている主の恵みを十分に味合い、主の恵みを数えて賛美の栓をひねる時、祈りの時間はもっと楽しい時になってゆくのではないだろうか。
「百万人の福音」の中にポジティブ心理学という記事があり、何が幸福感に関係しているのか科学的に記されていた。寝る前にその日経験した良かった事を3つ書き出し、その出来事はなぜ起きたかを書き、一週間続ける事で対象者のうつ症状を表すスコアが30%減少し、その効果は持続したという結果が出たという。私達も3つの良い事を書き記しそれがなぜ起きたのか分析し実践して、主に在って良い事は良い事として繰り返し行い、主の恵みを数えてゆこう。
 『共に喜び、共に泣け』 と主は言われた。このみことばを実践してゆく事は私達には本当の意味では難しい。しかしその人のために祈る時、祈りを通して共に喜び、共に泣くという疑似体験がご聖霊によって可能になり、このみことばが実現してゆく。
 また私達は本当にすべてのことに感謝しているだろうか。ある牧師先生は試練の中で示されたのが、みことばの実践だったという。「『すべてのことに感謝しなさい』と言われても幼い頃から持ち続けている義母に対する憎しみは自分の力で努力してもどうすることも出来なかった。 しかし東北大震災が起こり、主の不思議なみわざによって義母と和解し、一年後召されていった。あの時、みことばを実践していなければ自分は苦しみ続けていただろう。」と証しされた。
 みことばを聞くだけではなく、実践しなさいと言われるお方は、みことばを実践する力とチャンスを与えてくださるお方であり、それを用いてくださるお方でもある。
 『喜び、祈れ、感謝せよ』と言われる主に心から賛美を捧げ歩む者となろう。