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『主の御心は,常・喜・祈・感謝(ジョウキキカンシャ)』 Ⅰテサロニケ5:16~18 [礼拝メッセージ]

1月13日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

 今から2800年前,イスラエルでは異邦人の王妃の影響でバアル信仰が広まったので,まことの神様は預言者エリヤを立て,バアルの預言者に大勝利した。しかし,怒った王妃がエリヤを殺そうとしたため,エリヤはうつ状態になり,逃げ出してしまった。なぜ,旧約聖書を代表する預言者のエリヤが,勝利を収めた後にうつ状態になったのか?それは,自分のエネルギーを使いきったため,期待通りの結果(イスラエルのリバイバル)が起こらなかったためである。(Ⅰ列王記19:1~18)
 エリヤは不信仰で否定的な発言をしたが,それを神様が受け入れてくださった。神様はエリヤの言葉に耳を傾け,十分な食物と休息を与え,励まし,協力者を与えた。
 主の愛する働き人が休まず働き続けると,うつになる危険性がある。しかし,どんなに落ち込んでも,主との関係が与えられていることに感謝し,弱い自分に注がれる主の愛を常に喜ぼう。

 アブラハムの孫ヤコブは,母の入れ知恵によって,父から兄に与えられるはずだった祝福を奪った。そのため,兄に憎まれ,罪の刈り取りとしての孤独な逃亡の旅に出る。その旅の途中でヤコブは主に出会い,主は守りと祝福を約束された。(創世記28:10-19)
 ヤコブは,罪深い自分を愛してくださり,守りと祝福を約束してくださる神様の恵みに驚いた。自分の罪を知れば知るほど,まことの神様の驚くべき恵みがわかる。喜び・祈り・感謝は,神様との深い関係の中で出てくることが,ヤコブの事例からもわかる。

 うつになっても,罪を犯しても,失敗してもびくともしないまことの神様の愛と選びを知るとき,喜びと感謝があふれる。今日成人式を迎えた姉妹は,「自分の人生が深い神様の愛と計画の中にあると確信し,喜びと感謝があふれた」と証しした。私たちの人生は,神様の大きな愛の御手の中にある。その中で人生をみつめ,常・喜・祈・感謝してこの1年も歩んでいこう。

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