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「主の祈り」  マタイ6:9~10 [礼拝メッセージ]

4月22日礼拝メッセージ(野口牧師先生)より

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 昨年の東日本大震災で起きた原発事故の施設に一番近い教会の牧師、佐藤彰先生は自分が体験した地震と津波と原発事故の中で普段なら目に見えない色々な物が見えてきた、そしてその中でこそ知ることの出来る様々なことがあった、と証ししてくださった。
 私達の思うところ、願うところを遥かに超えて施してくださる神様の恵みが確かにある。
 
 私達はどのような思いを持って、全能の神様に祈っているのだろう。
 イエス様がこのように祈りなさいと教えてくださった 主の祈り。 「天にいます我らの父よ、御名があがめられますように」と神様に対する祈りから始まる。
 しかし私達は神様を忘れ自分の願いばかり求め、祈りにおいても自己中心になっている。もちろん自分の願いを祈る事は大切なことだが、先ずまことの神様を心の中心に置き、 イエス様に喜ばれる祈りをする必要があることを忘れてはいけない。祈りによって私達は神様と交わり、祈りによって成長してゆくからだ。
 イエス様が模範を示された 主の祈り、神様の御旨を大切に学び取ってゆこう。

 しかし私達の祈りは人から良い評価を受けたい、良く見られたいという弱さを持つ。
特に祈祷会で、礼拝で代表して祈る祈りは、自分の関心は誰に向いているか、誰に対して祈っているのかを常に意識して、まことの神様に栄光が帰すように、神様の栄光だけが光り輝くように願い祈ろう。

 また祈るとき聖書や、みことばを通して神様に思いをめぐらして心を整え、詩と賛美と霊の歌とによって心から神様に向かって叫ぼう。

 どのように祈ろうかと思い悩む心配はいらない。イエス様が私達の祈りを取り次ぎ、ご聖霊が助けてくださる。イエス様の名によって父なる神様と呼べることは、なんと感謝なことだろう。

 私達は神の家族として自分を愛するように隣人を愛し、共に神様に仕えてゆこう。
 イエス様に習い 主の祈り によって父なる神様に喜んでもらえる私達でありたい。 


【主の祈り】
天にいます私たちの父よ。
御名があがめられますように。
御国が来ますように。
みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。
私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。
私たちの負いめをお赦しください。
私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。
私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。
アーメン。