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理想の王ダビデ  Ⅰサムエル30:1~30 [礼拝メッセージ]

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5月3日礼拝メッセージ(野口牧師)より

 旧約の中でダビデは理想の王と慕われている。なぜだろう?
 サウロ王のねたみで、逃亡者となったダビデは部下と共に敵国のぺリシテに逃れ、ユダを打つと見せかけてアマレク人を襲っていた。
 しかし自分たちが住んでいる所が襲われて、すべてを奪い取られ部下からも責任を問われるというピンチに立たされた時、ダビデは奮い立った。
主に伺い、アマレクの略奪隊を追えと言う主のことばに聞き従い直ちに行動を起こした。
 緊急事態になればなるほどリーダには強いリーダーシップが求められ、明確な判断力、決断力、実行力、責任が問われる。
これは教会に於いても言えることであり、私たちも従い支えてゆこう。
 またダビデは一刻を争って追っていたが、アマレク人の主人に捨てられ死にかけていた奴隷を見捨てず助けたことが用いられ略奪隊への案内人となった。
弱者への思いやりは、相手の立場に立って考えることであり、私たちも教会の幼子、高齢の方々への配慮の中から多くの知恵と恵みを受けている。
 略奪隊を追撃し全部を取り戻した時、ダビデは参戦したくても出来なかった人や、敵地に避難している自分を支え守ってくれた人たちへの感謝の心を忘れず、神様が与えてくださった物として分け前を分け与えた。
 ダビデの魅力、それは強いリーダーシップと弱者を思いやる心、懐の深さに表されているトータル思考、そして感謝の心を忘れなかったことだ。
 理想の王ダビデ、彼は本当に自分を支え導いた方を主と呼んでいる。
ダビデは絶対にぶれない軸を持っており、それによって支えられていた。その軸こそ人間が生きるための全てを備えてくださった、まことの神様なのだ。
 平時にも有事にも主に拠り頼み、柔軟な対応と感謝の心を忘れないで接してゆこう。
 聖書の中に問題の解決法があると感じている人が大勢いると言う。
ダビデのように絶対にぶれない軸を主に置き、みことばに従う生き方によってその人たちにイエス様を伝えてゆこう。